こんにちは。カウンセリングサービスの櫻井朱実です。

子供が苦手で嫌い。結婚後も子供が欲しいと思えなくて罪悪感に苦しんだ、というお話を前回、お届けしました。

前回の記事はこちら↓

>>【子供を欲しいと思えない・苦手・嫌い(前編)】~そんな自分に罪悪感を感じる必要はないですよ、というお話~


一昨日から子供たちの夏休みが明けて2学期が始まったのですが、その前日の19時過ぎのこと。こんな出来事がありました。

ギリギリになって必死に宿題を片づけた子供たちは、持っていく荷物をチェックしていたのですが、そんな中、

「ねぇ!上履き知らない?!」と聞いてきた中学2年の息子。

「え?上履き?その辺にない?!」と慌てる私。

そういえば夏休みに入ってすぐに、上履きが小さくなったから、新しいの買ってね、と言われたような気がする・・・(汗)ということを思い出した私。

思いつくところを探したけれど、やっぱり見つからない。

『小さくなったから、私が捨てたのかなぁ・・・』とも思うのだけど、記憶がハッキリしない。

上履きが見つからないことで、身だしなみチェックに引っ掛かる!叱られる!と焦る息子。

それを見て私はこんな風に思っていました。

『あ~、夏休みも一ヶ月以上あったのに、なぜ買いに行かなかったのだろう。母親としてそれくらい、忘れずに用意するのは当然なのに。ダメな母親だなぁ・・・(泣)』と、自分を責めてしまっていました。

『でも!なんでも母親任せにしている息子もどうなのよ!もうちょっと早く準備していれば、買いに行くことも出来たのに!』と思う自分もいて、誰に向けるわけでもなく、イライラもしていました。

しかし30分くらいでしょうか?探すだけ探して見つからなかった後は、自分を責めても新しい上履きが出てくるわけでもないし、明日叱られるのは息子だし(笑)と思って、あっさり気持ちが切り替わっている私がいました。

以前の私だったら、確実に何日もクヨクヨして、自分を責めていたと思うのですが、諦めて気持ちを切り替えるのが早い早い(笑)

あ~、随分と自分を責めなくなったなぁ~って、改めて思ったんですね。

ではなぜ、そんな風になれたのでしょうか?

      

出来ない自分、無力な自分を認める。

子供が生まれて1才になると同時に、私は職場に復帰(当時、正社員でとある企業で働いておりました)したのですが、

預けていた保育園からまぁ、熱が出たとか元気がないとかで、すぐに呼び出しがかかる日々がしばらくの間続いたんですね。

ひどい時には、出勤して一時間も経たないうちに呼び出されることもあって仕事にならず、ものすごく焦りました。

当初はそれでも、『他の社員に迷惑はかけられない』『お給料もらっているんだから、責任もってちゃんと仕事しないと!』と、家に仕事を持ち帰ったりして頑張っていたのですが、

子供の体調でいつ、呼び出しがかかるか分からない状況では、私が頑張ろうが何しようが、どうしようもないということに気が付いたんですね。

【サボっているわけではない。自分が楽をしたいわけでもない。でも、助けてもらわないとどうにもならないことって、あるんだな。】ということを思い知らされたわけです。

子供がいようがいまいが、そんなことを言い訳にして仕事量を減らすとか、誰かに手伝ってもらうとか、甘えているだけ。自分の無能さを認める事になる。そんなことは絶対に嫌だ!

と思っていたのですが、そんな思いはもろくも崩れ去りました。

今考えるといかに傲慢な考え方だったのか、とも思います。自分一人でなんでもやってきたような、そんな勘違いもしていたのかもしれません。

    

【自分の無力さ】を感じたり認めるのは、ものすごく嫌な感じがするものです。

負けたような、情けない感じ。自信を失ってしまうような感じ、弱くなる感覚・・・。私もこれを感じるのはものすごく嫌でしたし、怖かったです。認めたら、本当にダメな自分になりそうでしたから。

しかし、出来ない自分・無力な自分を認め、受け入れることを勇気を出してやってみた結果、

自分にも、周りの人にも優しく出来るようになり、また、人を助けたり助けられたり、ということへのハードルもぐっと下がって、割と気軽に出来るようにもなったんですね。

『頼みごとをしたら、断られる場合もあるけれど、喜んで引き受けてくれる場合も沢山ある。人によっては、役に立てて喜んでくれた人もいた。そんなこともあるんだな』

ということを知りました。これは、勇気を出してやってみなかったら、分からないことだったかもしれません。

これらは、母親に厳しい目を向け、批判し続けていた私を変えることにも繋がっていくことになります。

また長くなってしまったので、次回に続きます!

* * *

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