自分が弱っている時に分かること。 : 心理カウンセラー櫻井朱実 Official Blog

ちょっと前に夏風邪を引きまして、

夕方～全身のだるさ、翌日は全身の痛みがあって、

鎮痛剤服用しながらひたすら寝て、療養したことがありました。

こういう時、普段持っている思考パターンって出てきますよね。

『ゆっくり休むことに申し訳なさが出てくる』
『人に甘えたり頼ったりすることを遠慮してしまう』
『無理してでも動こうとする自分がいる』

こういったことに思い当たる節がある方は、

普段からすごく頑張っているし、我慢しているし、

一人で大変さを抱えがちだったりするのかもしれません。

こんな時くらい、心から安心して、頼ったり甘えたり出来たら良いんですけどね。。。

自分の『役立たず』が、誰かの助けになることもある

自分が動けなくなって、一時的にですが、何も出来なくなってしまう時。

自分がやっていた分の作業を、誰かがやってくれる、っていうことがあったりします。

こういう時、相手の負担が増えてしんどくなっちゃうんじゃないの？と思うと、なかなか頼みづらくなったりしますけれども、

相手が、進んでやってくれていたり、相手にとってプラスになる（成長できるとか、やれることが増えるとか）としたら、どうでしょうか？

お任せすることで、相手の役に立つことがあるんだ、ということがあるみたいなんですよね。

昔の私は、こういった発想が全くなかったので、

『相手がしんどくなるのなら、自分でやったほうがマシだ』

って思うしかなかったんですね。

でも、

【相手が進んでやってくれる、相手にとってプラスになる（成長できるとか、やれることが増えるとか）】

これがあるんだな、っていうことを知ってからは、

ちょっとずつ、人にお願いごとをしてみたり、甘えたり出来るようになりました。

昨日も、私が意識もうろうとする中、子どもたちが何だかんだ手分けして家事をこなしてくれている様子を感じながら、

ひたすら

「ありがとう～」

と呟いていました。

「めんどくさいな～」「これもやるのかよ～」

とか言ってましたけれども、

私を心配してくれているんだな、大切に想ってくれているんだな、

と、素直に受け取らせてもらいました。

もし、こんな風に受け取れないのだとしたら、

自分をちっぽけに扱っているのかもしれないし、大事に出来ていないのかもしれません。

最初はほんの小さなことで構わないので、

お願い事をしてみることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

あなたを大切に想ってくれている人の存在に、改めて気付くことが出来るかもしれませんよ。

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