いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの櫻井朱実です。
パートナーとの間や親子関係において、
『なんでこの人(子)は、私を悩ませ、困らせることばかりするのだろう?!』
って思った経験がある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
パートナーや家族の問題行動って、例えば、
・仕事や学校に行かない。すぐやめてしまう。長続きしない。
・遅刻魔である。
・お金はあればあるだけ使ってしまう。
・浮気を繰り返す。
・気に入らないことがあると口調が荒くなる。時には手が出ることも。
・平気で嘘をつく。
・すぐ物をなくす。物を大切にしない。
・脱いだものはそこら中に脱ぎっぱなし。整理整頓が出来ない。
・約束を忘れたり守らなかったりする。
こういったことがあったりします。
これらが
「自分だったら絶対にしないのに」
ということだとすると、
どうしてそんなことをするのか全然理解出来ないし、
いくら注意しても改善されなかったりすると、イライラもMaxになってしまい、険悪な空気で一杯になってしまいますよね。
こういう時、されている側は思うんですよ。
「なんでこんな嫌がることばかりするの?なんでやめてくれないの?こんなに私を苦しめて楽しい?!」って。
まるで嫌がらせか?って思うようなことが繰り返されるのって、どんな理由があるのでしょうか?
+ +
パートナーや家族の間でこのようなことが繰り返される背景には、
【この出来事が繰り返されることのメリット】
が存在するのかも?という風に考えてみると良い場合があります。
例えば、夫が浮気をしていることが分かった時、
妻が夫を激しく責めたとしましょう。
それはお互いにとってしんどい時間になるのだと思いますが、
後からよく考えてみてください。
「あなたは普段から、それくらい熱い想いを持って、夫に接していたでしょうか?夫の言動に関心を持っていたでしょうか?」
改めて振り返ってみると、ここ数年子育てや家事、親の介護などに忙しすぎて、夫のことはほったらかしだった、とか、
自分のしんどさばかりぶつけて、夫が何かに悩んでいたとか心に何か抱えていたとか、全く気付かなかった、
ということに思い当たることってあったりします。
実は夫側からすると、問題行動を起こすことで、
『どうにかこっちに関心を向けさせよう!俺だってここに存在するんだぞ!』
という目的でやっていることだったりもしますし、
もっと言っちゃうと、
『無視されたら悲しいじゃないか。独りぼっちで寂しいぞ。自分は愛されているのか?自分は居てもいなくても変わらない存在なのか?』
そんな風に、存在確認をしていたりするんですね。(いい大人なので決して口には出さないし、そんな素振りも見せないと思いますが)。
浮気をすることで、妻が嫉妬してくれたり、傷ついたと泣いたり(愛していないと傷つかないですからね)、激怒されたりするんですけど、
関心はめちゃくちゃ持ってくれるわけです。無関心よりは何倍もマシ、だったりもします。
それだけ妻に無関心な態度を取られたことが悲しく、寂しく、辛いことだったのかもしれないわけです。
それだけ、あなたの影響力って大きかったりするんですけど、
自分をちっぽけで価値がない、と思っていると、そのことに気付くことが難しくなってしまいます。
ですから、自分にはパートナーや家族に多大なる影響を与える存在なんだ、ということを知ることであったり、
どうせ使うなら、良い影響力を使えるようにしよう。それには自分の価値を認めていこう、という姿勢を持っていきましょうね、とお伝えすることもあります。
でもやっぱり、相手の問題行動は出来れば減らすか、やめて欲しいって思いますよね?
私たちは相手に嫌なことをやめさせようとする時、
「浮気は二度としないで!」
「嘘はダメよ」
「遅刻しないでよね」
っていう言い方をすることがありますが、
人間の脳は禁止を理解できないって言われています。「No」が分からないんです。
ですから、
「~しないでね」「~はダメよ」と言えば言うほど、「~」に入る言葉(浮気、嘘、遅刻など)が強化されてしまうようなんです。
「遅刻はダメよ」と言われ続けると、遅刻しているイメージが残ってしまい結果、それが繰り返されることに繋がると言われています。
ですから相手に伝える場合には、
【肯定的】【実現したらいいなと思うイメージ】【愛をもって】
伝えると良いと思います。
「時間に間に合ってくれたら安心できるのよね」
「あなたと過ごす時間は大事にしたいから、時間は守ってくれると嬉しいな」
「あなたも時間も同じくらいで貴重で大切に思っているよ」
みたいな感じです。
こんな風に、肯定的で愛を持った言葉を日常で使っていくと、
自分の中で使ってこなかった(眠っていた)愛の部分が動き出す効果が出てきます。
すると、
自分も色んな場面で人から優しくされているんだな、とか、
文句ばかり言ってたけど、夫から愛されている場面は探せば見つかるものだわ、とか、
『大切にされている自分』
『愛されている自分』
それらに気付くことも増えていくと思います。
良かったら参考にしてみてくださいね。
* *
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心理カウンセラーの櫻井朱実です。
パートナーとの間や親子関係において、
『なんでこの人(子)は、私を悩ませ、困らせることばかりするのだろう?!』
って思った経験がある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
パートナーや家族の問題行動って、例えば、
・仕事や学校に行かない。すぐやめてしまう。長続きしない。
・遅刻魔である。
・お金はあればあるだけ使ってしまう。
・浮気を繰り返す。
・気に入らないことがあると口調が荒くなる。時には手が出ることも。
・平気で嘘をつく。
・すぐ物をなくす。物を大切にしない。
・脱いだものはそこら中に脱ぎっぱなし。整理整頓が出来ない。
・約束を忘れたり守らなかったりする。
こういったことがあったりします。
これらが
「自分だったら絶対にしないのに」
ということだとすると、
どうしてそんなことをするのか全然理解出来ないし、
いくら注意しても改善されなかったりすると、イライラもMaxになってしまい、険悪な空気で一杯になってしまいますよね。
こういう時、されている側は思うんですよ。
「なんでこんな嫌がることばかりするの?なんでやめてくれないの?こんなに私を苦しめて楽しい?!」って。
まるで嫌がらせか?って思うようなことが繰り返されるのって、どんな理由があるのでしょうか?
+ +
パートナーや家族の間でこのようなことが繰り返される背景には、
【この出来事が繰り返されることのメリット】
が存在するのかも?という風に考えてみると良い場合があります。
例えば、夫が浮気をしていることが分かった時、
妻が夫を激しく責めたとしましょう。
それはお互いにとってしんどい時間になるのだと思いますが、
後からよく考えてみてください。
「あなたは普段から、それくらい熱い想いを持って、夫に接していたでしょうか?夫の言動に関心を持っていたでしょうか?」
改めて振り返ってみると、ここ数年子育てや家事、親の介護などに忙しすぎて、夫のことはほったらかしだった、とか、
自分のしんどさばかりぶつけて、夫が何かに悩んでいたとか心に何か抱えていたとか、全く気付かなかった、
ということに思い当たることってあったりします。
実は夫側からすると、問題行動を起こすことで、
『どうにかこっちに関心を向けさせよう!俺だってここに存在するんだぞ!』
という目的でやっていることだったりもしますし、
もっと言っちゃうと、
『無視されたら悲しいじゃないか。独りぼっちで寂しいぞ。自分は愛されているのか?自分は居てもいなくても変わらない存在なのか?』
そんな風に、存在確認をしていたりするんですね。(いい大人なので決して口には出さないし、そんな素振りも見せないと思いますが)。
浮気をすることで、妻が嫉妬してくれたり、傷ついたと泣いたり(愛していないと傷つかないですからね)、激怒されたりするんですけど、
関心はめちゃくちゃ持ってくれるわけです。無関心よりは何倍もマシ、だったりもします。
それだけ妻に無関心な態度を取られたことが悲しく、寂しく、辛いことだったのかもしれないわけです。
それだけ、あなたの影響力って大きかったりするんですけど、
自分をちっぽけで価値がない、と思っていると、そのことに気付くことが難しくなってしまいます。
ですから、自分にはパートナーや家族に多大なる影響を与える存在なんだ、ということを知ることであったり、
どうせ使うなら、良い影響力を使えるようにしよう。それには自分の価値を認めていこう、という姿勢を持っていきましょうね、とお伝えすることもあります。
でもやっぱり、相手の問題行動は出来れば減らすか、やめて欲しいって思いますよね?
私たちは相手に嫌なことをやめさせようとする時、
「浮気は二度としないで!」
「嘘はダメよ」
「遅刻しないでよね」
っていう言い方をすることがありますが、
人間の脳は禁止を理解できないって言われています。「No」が分からないんです。
ですから、
「~しないでね」「~はダメよ」と言えば言うほど、「~」に入る言葉(浮気、嘘、遅刻など)が強化されてしまうようなんです。
「遅刻はダメよ」と言われ続けると、遅刻しているイメージが残ってしまい結果、それが繰り返されることに繋がると言われています。
ですから相手に伝える場合には、
【肯定的】【実現したらいいなと思うイメージ】【愛をもって】
伝えると良いと思います。
「時間に間に合ってくれたら安心できるのよね」
「あなたと過ごす時間は大事にしたいから、時間は守ってくれると嬉しいな」
「あなたも時間も同じくらいで貴重で大切に思っているよ」
みたいな感じです。
こんな風に、肯定的で愛を持った言葉を日常で使っていくと、
自分の中で使ってこなかった(眠っていた)愛の部分が動き出す効果が出てきます。
すると、
自分も色んな場面で人から優しくされているんだな、とか、
文句ばかり言ってたけど、夫から愛されている場面は探せば見つかるものだわ、とか、
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〇結婚したい(婚活支援)
〇夫婦関係を改善したい(パートナーの浮気。離婚を突きつけられている。)
〇パートナーと復縁したい
〇セックスレスなど、セックスの問題
〇不登校
〇子育て全般(干渉しすぎてしまう。イライラする。)
〇ママ友・PTA・ご近所付き合いのお悩み
〇家族関係について(特に母親が重い。ハッキリ言って嫌い。でも、関係を改善したい。)
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